その火葬場の熱風をふわーっと受けながら、私は、なんてことをしたんだ、大変なことをしてしまった。
もうあとに戻れんのじゃ、そんな大きな後悔を感じていました。
若いからですからね、頭から足の先までそのまんまある。
そのまんまなのに、そこにあったものはもう、歩ではありませんでした。
そうやって骨になった歩を見たはずなのに、なかなか歩がいないという現実、これを受け入れることができませんでした。

今起きてる気がするけど、これは夢に違いない。
悪い夢なんだからもう早く去ってって思います。
今でもね、玄関にただいまって帰ってくるような気がする。
で、なんでか真夏の事件なのに、帰ってくるときは、「お母さん寒かった」って、そうやって帰ってくるような気がする。
髪の毛の長い女の子がこう自転車で行っておったら、あれ、今の歩じゃなかったって。
のぞき込んでしまう。















