島根県は11日、県内がインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。


今年第1週の定点医療機関1か所当たりの患者報告数が「2.1人」となり、流行開始の目安となる「1.0人」を上回りました。
 
県内でインフルエンザの流行期入りは、2019年から20年のシーズン以来3シーズンぶりです。

県では、西部のインフルエンザ感染者からA香港型(AH3)ウイルスが検出されていて、今後、新型コロナとの混合流行が予想されるとして注意を呼び掛けています。

なお、発熱等の症状がある場合には、基礎疾患がある人や高齢者など重症化リスクが高い人や症状が重い人は、かかりつけ医などの医療機関の受診が勧められています。

一方で、重症化リスクが低く症状が軽い人は、抗原検査キットによる自己検診を行い、陽性で医療機関の受診を希望しない人は、しまね陽性者登録センターへの登録を、陰性でもインフルエンザやほかの病気の可能性があるため医療機関の受診を求めています。