うさぎ年の今年、島根県松江市にあるミステリアスなパワースポットに注目が集まっています。

島根県立美術館裏の12匹の「宍道湖うさぎ」たち。このうち、前から2番目のウサギを訪ねて県外から観光客も訪れます。その理由とは…


東京からの団体客

「前から2番目に貝殻を置くの。前足の下にね。そうしたら良いことがあるんだって」

この日も団体客や帰省客らが次々とやって来て、ウサギの像と写真を撮ったり手を合わせたりしていました。

ここは島根県松江市。宍道湖に面した島根県立美術館裏の芝生。

12匹の「宍道湖うさぎ」たちは、ただのオブジェではなく県立美術館の屋外彫刻作品です。


このうち、「前から2番目のウサギにシジミの殻をお供えして、出雲大社のある西を向いて優しくなでると願いがかなうー」そんな噂が誰言うとなく広がり、この像の周りだけ土が踏み固められ、貝殻だらけになっています。

観光客

「せっかくここに来たから、それにあやかってっていう感じで。楽しめました」

千葉からの姉妹

「うさぎ年だったので、ちょっと母とかから聞いて来ました」

「良い縁がありますようにっていう感じですかね。いろんな、仕事も、恋愛もっていう」


誰が言い始めたか分からないのもミステリアスなパワースポット。うさぎ年の今年は、ますますご利益あるかもしれません。