5日発表の新型コロナ新規感染患者が1970人と過去最多となった島根県で6日、対策本部会議が開かれ、丸山知事が危機感を示しました。
島根県 丸山達也 知事
「即応病床使用率は1月5日24時時点で65.3パーセントとなっており、これまでになく医療提供体制への負荷が高まっております」
年末年始にかけて一時的に感染者が減少しましたが、これは医療機関の休診で検査体制が縮小したためと見ていて、年明けからは再び増加に転じているとしています。
そして来週からは、冬休み明けとなる学校での感染がさらに拡大するとも想定しています。
丸山知事は発熱外来などのひっ迫を避けるため、症状が軽い場合は、可能な人は抗原検査キットによる自己検査で対応して欲しいと呼びかけました。
また、高齢者の死亡や高齢者施設のクラスターが増えていることから、該当する施設の職員に対して、週3回程度の抗原検査の実施を改めて要請しました。