鳥取県は、26日、インフルエンザの定点当たりの患者数が西部地区で警報開始基準値を超えたことから、県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。

定点当たりの患者数とは、1週間にインフルエンザで定点医療機関を受診した1定点当たりの患者数で、警報はこれが30人を超えた場合に発令されます。

県によりますと、11月17日から23日の1週間の西部地区でのインフルエンザ患者数は334人で、定点当たりでは30.36人になったということです。

全県でも前の週の13.62人から23.55人と増加していて、臨時休業や集団発生事例も多発していることから、県では、今後さらに流行が拡大するおそれがあるとして厳重な警戒を呼び掛けています。