信号機のある交差点で、軽トラックと乗用車が衝突し、1人が死亡した事故を受け、26日、現地で再発防止のための検討会が行われました。
鳥取県米子市の事故現場で開かれた現地検討会には、市や警察、地元自治会などが参加しました。
この事故は9月20日、軽トラックと乗用車が出合い頭に衝突し、軽トラックの助手席に乗っていた高齢女性が死亡したものです。
運転をしていた夫は胸の骨を折るなどの大けがしました。
中嶋理沙 記者
「事故があったのは信号機のある交差点ですが、どちらかが赤信号を見落としたとみられています」
この事故を受け、警察では赤信号に早く気付けるよう、横断歩道の手前にも信号機を増設することにしています。
検討会で住民からは「目線が遠くの信号機に集中して先に行ってしまうので周囲の見通しを確保してほしい」との要望が出たほか、歩行者の立場から「路側帯が狭い部分にカラー舗装するといいのでは」という意見も出ていました。
米子警察署 中村恵一 交通第一課長
「信号をいかに見やすくするかということを対策に盛り込んでいきたいと思う。」
警察によりますと、交差点での出合い頭の衝突事故は県内で今年11月25日までに132件起きていて、追突事故に次いで多いことから、交差点を通過する時は、速度を落として左右の安全確認を心がけてほしいとしています。















