飲食店で保管されていた1本4万円近い高級日本酒2本を持ち出し、リサイクルショップに売却し横領したとして、6日、店の元責任者の男が警察に逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、島根県松江市の会社員の男(30)です。

松江警察署によりますと、男は今年7月9日から9月13日までの間、当時責任者を務めていた松江市内の飲食店に保管されていた山形県の酒蔵が醸造する日本酒「百光」2本(時価合計7万7000円相当)を持ち出し、市内のリサイクルショップに1万2000円で売却し、横領した疑いがもたれています。

9月18日、酒がなくなっていることに気が付いた飲食店の経営者が松江警察署に被害届を提出し、その後、なくなった酒が市内のリサイクルショップで販売されていることが判明。
警察は所要の捜査を経て、男を逮捕しました。

調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。

松江警察署は、男の犯行の動機やいきさつなど、詳しい調べを進めています。