鳥取県若桜町の国道29号沿いの道の駅にはオートバイ神社があります。
ここに一風変わったものが出来たと聞いて取材に出掛けました。
日野彰紀記者
「オートバイ好きの人達のために作られた神社ですが、ここの狛犬がちょっと変わっているというのです。」
ウワサの狛犬に近づくと、足元は普通に見えますが・・・
なんと頭にヘルメットを被っているではありませんか。
鳥取県若桜町の国道29号沿いにある「道の駅若桜 桜ん坊」。
その一角にあるのが「さくらオートバイ神社」です。
ヘルメットの狛犬が登場したのは8月9日。
カンカン照りの暑い日が多いこの夏、この姿で行き交うオートバイを見守ってきました。
「阿吽(あうん)の呼吸」などと言いますが狛犬は左右に1体ずつ、右の狛犬は何も被っていなくて、ヘルメットは左の狛犬だけ。
さくらオートバイ神社 石井健治代表
「阿(あ)像と吽(うん)像というのがあって、それを合わせて『安全運転』と、やっぱりバイカーさんに特化した神社なので狛犬にヘルメットを被ってもらおうと。」
さくらオートバイ神社ができたのは去年の4月。
この辺りは峠道などをバイクで走るツーリングの人達が多いので、拠点にしようと作られました。
取材したこの日も仲間同士のツーリングの人達が神社に立ち寄りました。
安全を願ったライダー達を静かに見守ったヘルメットの狛犬。
女性ライダー
「カワイイ、あと、よう(頭がヘルメットに)入ったなっていう。」
「ヘルメット被らななという気になるので。」















