クリスマス商戦が近付いてきましたが、今年はあるユニークなおもちゃが注目を集めています。
ペットボトルやそのキャップを使って遊ぶ、その名も「ボトルマン」。
楽しいだけではない、イマドキのおもちゃが爆発的大ヒットとなったワケとは。

鳥取県米子市内にある家電量販店のおもちゃ売り場を訪ねると、圧巻の光景が飛び込んできました。

土江諒 記者
「ありました!こちら、ずらりと並んでいてコーナー展開されているおもちゃ。キャップ革命ボトルマンですね」


売り場の一画でコーナー展開されていたのは、「キャップ革命ボトルマン」シリーズです。
ロボット型のクールな見た目は、子どもの人気を集めそうですが、頭部や腹部にはキャップのようなものが…

そう、これは、使用済みのペットボトル容器のキャップを飛ばして倒して遊ぶ、シューティングホビーなんです。


「キャップ革命ボトルマン」の発売は、コロナ禍1年目の2020年10月。
巣ごもり需要が追い風となり、年間10万個売れれば「ヒット商品」といわれる玩具業界で、2年間で累計130万個を売り上げる爆発的ヒットを記録しています。

タカラトミー メディアキャラクター事業部 マーケティング課 髙坂遊太さん
「人気なのは、もちろん小学生がメインになりますが、プラスで、昔「ビーダマン」っていうビー玉発射のシューティングホビーがありまして、それで遊んでいた20代~30代くらいの方にも人気になっています」

「ボトルマン」はどれほど楽しいのか。
およそ20年前、「ビーダマン」に熱狂した土江記者が「ボトル倒し」を初体験しました。

土江諒 記者
「ボトルマンにはそれぞれ特徴があるんですが、今日はこちらのパワータイプの「コーラマルDX」で遊びたいと思います」


今回は、お茶のボトルキャップを弾として装填しました。

土江諒 記者
「発射!…おっしゃ、3本倒れました!」


20年前の記憶を呼び起こしてのナイスショット!
7本中、3本倒すことができました。