9日夕方、島根県隠岐の島町に住む男性が1人で漁船に乗り漁に出たまま行方不明となっていて、11日も巡視船などによる捜索活動が行われていますが、まだ発見に至っていません。
行方がわからなくなっているのは、隠岐の島町に住む漁師の男性(84)です。
隠岐海上保安署によりますと、男性は9日午後5時ごろ、一人で船に乗り西郷港を出発。隠岐近海でイカ漁をして10日早朝に戻る予定でしたが帰ってこなかったため、家族から相談を受けたJFしまね西郷支所が通報したということです。
男性が乗っていたのは総トン数4.7トン、長さ11.17メートルの「漁船日の丸」です。10日午前11時前、西郷岬灯台からおよそ10キロ離れた海上で錨を下ろした状態の船が見つかりましたが、船内に男性の姿はなかったということです。
男性が何らかの原因で海に転落した可能性が高いとみて、10日に巡視船などによる捜索活動を実施。11日も午前5時半から、巡視船、ヘリ、島根県水難救済会の船19隻で捜索を再開しましたが、まだ発見に至っていません。















