スキーシーズンを終えた国立公園・大山では春の行楽客を受け入れる準備が進んでいます。
ただ、観光関係者からは、3月に大山の一ノ沢で発生した大規模な雪崩の影響を懸念する声も聞かれます。
鳥取県伯耆町にある「大山枡水高原」。
雪解けが進んだ場所からはフキノトウが顔を出すなど、本格的な春の訪れを感じさせます。
そんな中、3日と4日の2日間は、観光用の天空リフトの搬器や手すりの取り付け作業が進められていました。
小崎純佳 記者
「リフトを上った先にはまだこのように雪が残っているんですが、こちらご覧ください。絶景を楽しむことができます。」
標高900mの山頂展望台まで上ることができる天空リフト。
頂上からは、日本海と弓ヶ浜半島、島根半島のパノラマが一望できます。
大山枡水高原天空リフト 影山斎人さん
「例年だと天空リフトは4月初旬からスプリングオープンするんですけど、今年は冬シーズンが長かったので、半月ぐらい遅れて今年は4月19日(土)にオープン予定です。」
約半月遅れのオープンに向け、観光客を迎え入れる準備が進んでいますが、ある懸念が…