鳥取県鳥取市の店舗で客に提供されたみそ汁にネズミが混入していた問題で、大手牛丼チェーンのすき家は、みそ汁の具を保管していた冷蔵庫のパッキンのひび割れから侵入した可能性が高いと結論づけました。
27日、すき家が公式ホームページで発表したところによりますと、現地調査や店内カメラの映像を調べた結果、1月21日に鳥取市の鳥取南吉方店で客に提供されたみそ汁に混入していたネズミは、店外に面していた大型冷蔵庫の扉下部のゴムパッキンに生じていたひび割れから侵入。そして、みそ汁の具を入れたお椀を冷蔵庫で保管していた間に混入した可能性が高いということです。
また検査の結果、ネズミが加熱されていなかったため、鍋に混入した可能性は著しく低いということです。
すき家では、同じタイプの72店舗について、2月末までにパッキンの状態確認、交換などを済ませているとしています。
なお、鳥取南吉方店は、改装工事のため、3月24日から4月下旬までの予定で一時閉店しています。