未明の日本海で漁船が炎上しました。

隠岐海上保安署によりますと、17日、午前1時10分ごろ、島根県隠岐島沖の日本海で隠岐の島町船籍の巻き網漁船、第十六事代丸19トンから火が出たと僚船から通報がありました。

船には12人が乗り組んでいて、全員、僚船に乗り移りましたが、船長の牧野勝さん(52歳)が肘や顔にやけどを負いました。その他の乗組員11人にけがはありませんでした。

海上保安部の巡視船などが現場に向かい、消火活動を行いましたが、第十六事代丸は約4時間半後に、島根県隠岐郡知夫里島から南西約18キロの海で、炎上しつつ、沈没しました。

隠岐海上保安署など出火原因を調べています。