全国旅行支援が始まって迎えた初めての週末。山陰両県の観光地は大勢の県外観光客でにぎわいました。
全国で利用できるキャンペーンだけに、楽しみ方も様々あるようです。
暑いくらいの陽気になった15日の出雲大社(島根県出雲市)の神門通りでは、親子連れがアイスクリームに舌鼓。
書き入れ時の旧暦神在月に向け、幸先良いスタートとなりました。

観光客は
「全国旅行支援を使って岩手から来ました。たまたまその時期に予約をしていて、助かりますね。すごいお得感が出てる感じがしますね」
観光客は
「全国旅行支援を使って新潟から来ました。4割は大きいです」
都道府県で上乗せ特典の内容も違い、それが逆に楽しみという声も。
京都からの観光客は
「行ってみてのお楽しみ、みたいな感じになりますね。どれだけ安いのか、どれだけクーポン付くのか全然分からないですけど、行ってみて初めて分かるという」
神門通りで観光用の人力車をひく男性も、今回のキャンペーンに期待を寄せています。

雲州人力社中・糸賀太郎代表
「昼前からどんどん、どんどん人が増えて来て。神在月、神在祭がこの10月、11月あるので、たくさんお客さんお見えになるんじゃないかなと期待を膨らませてます」
齊尾和之 記者
「天候に恵まれた週末の鳥取砂丘、多くの観光客でにぎわっています」
鳥取砂丘(鳥取県鳥取市)にも15日、多くの観光客が訪れ、素足で砂の感触を楽しんだり、名物のラクダにまたがり楽しむ姿が見られました。

兵庫県から
「全国旅行支援使いました。すごいお得に泊まれて、大満足です。
子どもも、今のうちにいろいろな
所に連れて行ってあげたいと思うので」
リフトそばにある「砂丘センター 見晴らしの丘」は、昼時にはレストランの前に行列ができるにぎわいでした。

砂丘センター 見晴らしの丘 内田和伸 営業課長
「毎年11月からカニの企画を毎年しているので、その時期には団体と個人とたくさん来ていただけたらと思っています」
今回のキャンペーンは12月20日まで、または予算終了までとなっています。