石破総理が、自民党の当選1回の衆院議員に10万円相当の商品券を配っていた問題について、総理は「政治目的ではない」としていますが、これに対し野田代表は「TPOからすると、どうしても政治活動だと思う」と述べました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「寄付じゃないって言ってるけど、お金の受け渡し含めてTPOからすると、どうしても政治活動に私は思う。

TPOのT。3月3日に15人の新人議員と会食したんでしょ。3月4日に、衆議院で予算の採決ですよ。予算採決の直前の3月3日に政治家が集まって政治の話をしない。ありえますか?一番緊張する場面、タイミングからして3月4日の直前に雑談したんですか?2時間も。鉄道の話したんですか?アイドルの話したんですか?3月3日ですよ。一致結束して明日頑張ろうとか言うだけでも政治じゃないですか。

TPOのP、場所。総理公邸ですよ。公邸ってのは公的なところですよ。家族が住んでいるプライベートの部屋はあります。私の住んでいたことがありますのでね。15人の政治家をプライベートの部屋に入れません。それ以外は全部公的な部屋です。公的な部屋に集めたっていうこの場所。

TPOのO。どんな場面かっていうと集まった顔ぶれが石破総理と官房長官と副長官2人で。それに15人の新人議員。19人の政治家が集まったんですよ。19人の政治家が集まって政治の話しないとおかしいじゃないですか。民間人いないんですよ。どう見てもTPOから考えたら、環境からしたら政治活動に関する寄付と考えても当たり前じゃないですか。これで何ら法に抵触しないと強弁するのは通用しないと思いますけど、いかがですか」

商品券問題は、岸田前総理など歴代の総理にも飛び火するなど波紋が広がっていて、野党は引き続き追及する構えです。