こうした中、JR西日本管内にある県庁所在地の駅で唯一、自動改札機が導入されていなかったのが「鳥取駅」です。

1日の利用人数はおよそ9000人で特に朝は混雑するため、待ちに待った自動改札化となりました。

利用客
「駅から降りて出て来る時に、人が混雑していて早くスムーズに出られないことがあったので」
「混んでいる時にギリギリだと汽車に間に合わなかったりするので。パッとタッチしただけで行けるようになるのはありがたい」

そして、駅員にとっても…

JR鳥取駅 小川修司駅長
「(押印や確認に)時間がかかりますともちろんお客様も並ばれてしまいますしスピード感が求められます。お問い合わせに対しても答えをすぐその場でという形になりますので、そういった知識面も含めて持っていないとなかなかスムーズにお客様にご案内できないところがありますので、そのあたり本当に大変なところかなと思います」

駅員は定期を確認したり切符を回収したりし、乗る人に対してはチケッターという道具で切符に押印していきます。
時には問い合わせに対応しながらになるため、かなり神経を使う業務でした。

しかし、便利になる一方でこんな声も…