鳥取県鳥取市の青翔開智中学校・高校が制作した「ビデオチェーン」の動画がギネス世界記録に認定され、14日、学校で認定証が渡されました。
今年度、創立10周年を迎えた青翔開智中学校・高校。
これを記念して学校では、携帯電話で学校の魅力を話し、次の人に渡していくというテーマで「ビデオチェーン」を制作し、その人数でギネス世界記録を狙うというプロジェクトを去年4月に立ち上げました。
ビデオチェーンとは個別に撮影した特定の動作をつなげて1本の動画にするもの。
全校生徒、教職員、保護者あわせて300人以上が参加しました。
動画の音声
「部活やクラス以外でもコミュニティーがたくさんあって毎日楽しいです」
完成した動画の長さはなんと45分。
14日はその一部が上映されると、その出来栄えに生徒たちからは拍手が巻き起こりました。
そして、いよいよ結果発表。
認定には、同じ画角で1人5秒以上、携帯はフレームから外れないことなどの条件がありますが、果たして・・・。
「ギネスに認定されました」
見事、324人分の動画がつながっていると認定されました。
そして、ギネス側から連絡を受けた織田澤博樹校長が、プロジェクトリーダーで高校2年の高木愛桜さんに認定証を手渡しました。
生徒
「みんなの思いが詰まっていていいなと思いました」
「ギネスって一生できないものかという感じがあったけど、それが学校のみんなで叶えられたので良かったと思いました」
プロジェクトのメンバー
「すごくうれしい。達成感があるので本当にありがたいと思っています」
プロジェクトリーダー 高木愛桜さん
「素直にうれしいです。みんなを引っ張ったりなど大変なこともたくさんあったんですけど、責任感とかみんなの巻き込み力とかを今後も生かしていきたいと思いました」
全校生徒が心を1つにして取り組んだ今回の挑戦、きっと一生の思い出になるに違いありません。