島根県警察本部は13日、26歳の男性警察官が、自宅に大麻を所持していたとして、懲戒免職処分にしたと明らかにしました。
懲戒免職処分を受けたのは、県内の警察署に勤務する巡査長の男性(26)です。
島根県警によりますと、2022年5月ごろ、この男性警察官が大麻を購入したとの情報を入手。
その後、9月に自宅を捜査したところ、大麻若干量を所持していたということで、大麻取締法違反の疑いで13日、松江地方検察庁に送致しました。
男性警察官はインターネットを通じて大麻を購入していて、警察官となっていた2020年6月ごろから、自身が使用する目的で大麻を所持していたということです。
男性警察官は聞き取りに対して、「自分が吸うために入手した、落ち込む気持ちから解放されるため使った」と話しているということです。
石川博昭警務部長は、「警察職員がこのような犯罪を犯したことについては、極めて遺憾であり、県民の皆様に対し、深くおわび申し上げます。改めて職員に対する職務倫理教養及び身上指導を徹底し、県民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。