今回の食中毒では当初、一部の患者や菓子店従業員の便から、「ノロウイルス」が検出されましたが、菓子店の従業員が使用していたトイレの水洗レバーや、残りのいちご大福の餡からも、新たにノロウイルスが検出されたということです。

面谷内科・循環器内科クリニック 面谷博紀 院長
「ノロウイルスは感染力が強いと言われています。特に気を付けないといけないのは、下痢やおう吐物のなかに大量のノロウイルスがありますので、そこから家族や周りに広まらないよう配慮をする必要があると思います。」

流行時、特に注意が必要なのがトイレです。
下痢やおう吐物の中にノロウイルスは大量に含まれるため、トイレでの感染が特に多いと医師は注意を呼びかけます。

今回のケースでも、菓子店の従業員が使用していたトイレの水洗レバーからもノロウイルスが検出されました。