丸眼鏡と、キュートなTシャツを着用したこちらの男性。ハンバーグ界の第一人者「ハンバーグ王子」です。
この度、鳥取県伯耆町の企業と新しいタイプのハンバーグを共同で開発したと言いますが、一体、どんなハンバーグなのでしょうか。
記者 土江諒
「オープン!すごい、ハンバーグ、出てきました!」
ホットサンドメーカーを開くと現れたのは、パンではなく、大ぶりのハンバーグです。
記者 土江諒
「口に入れた瞬間に、肉汁がジュワっとでてきました。ホットサンドメーカーということもあって、旨味がぎゅーっと閉じ込められてる。」
鳥取県伯耆町の「大山望」で10日、お披露目されたのは、このハンバーグ、ただのハンバーグではありません。キャンプ専用ハンバーグ、その名も「キャンバーグ」です。
エムケイ開発 廣谷大樹 取締役副社長
「キャンプの自然と一緒に鳥取県の食材も楽しんでもらいたいという思いを込めているので、ホットサンドメーカーで焼いたらすぐできるといった今回商品の開発を行った。」
肉は、鳥取和牛100%。
白バラ牛乳も使うなど、県産品がふんだんに使われています。
開発したのは観光事業などを展開するエムケイ開発と、こちらの男性。
一見、普通の男性ですが…。
ハンバーグ王子 松島和之さん
「こんミンチは。1日1バーグをモットーに、年間400バーグを食す〜、ハンバーグ王子の松島です!」
松島和之さん40歳。これまで8000バーグ以上を食してきた通称・「ハンバーグ王子」です。
ハンバーグ王子 松島和之さん
「ハンバーグって牛100・豚100…なので僕から言わせるとハンバーグは無限の可能性がある、まさに"宇宙"なんですよ。」
普段は東京都に住み、エンジニアとして働く松島さん。小学生の時からのハンバーグ好きが高じ、20代の頃から全国で食べ歩きを行っています。
今回の開発のきっかけ。それは3年前、都内のレストランで鳥取和牛のハンバーグを食べたことでした。
ハンバーグ王子 松島和之さん
「お酒も相まって、鳥取県の美味しいお肉を食べながら色々盛り上がって監修するという運びになった。」
今年に入りプロジェクトを立ち上げ、ハンバーグ王子監修の地域活性化ハンバーグがついに、完成しました。
ハンバーグ王子 松島和之さん
「鳥取県の食材ってすごい良いものたくさんあると思うんですね。ただそれが全国にまだ知られていないかなと思う。ハンバーグ王子を通じてハンバーグ界に、ドンッとお知らせします。」
王子考案のキャンプ専用ハンバーグ、「キャンバーグ」。
12日から、大山望の直売所やインターネット、鳥取市の丸由百貨店で購入できます。