今度こそ女性で間違いなさそうです。
鳥取県鳥取市の青谷上寺地遺跡で出土した人骨を元に復元される3体目の弥生人の顔が、調査の結果、30歳から40歳位の女性と判明しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「DNA鑑定したところ、間違いなく女性であると、ようやく女性の顔に辿りついた」
6日の知事会見。平井知事がうれしそうに発表しました。

鳥取市の青谷上寺地遺跡からは多数の弥生人の人骨が出土していて、鳥取県は1体目として男性の青谷上寺朗(あおやかみじろう)。2体目として少年の青谷来渡(あおやらいと)の顔を復元してきましたが、2体目は当初女性と思って復元を始めたところ実は男の子だったという経緯がありました。

3体目の復元のために人骨をDNA鑑定したところ、染色体上間違いなく女性で、更に年齢は30歳から40歳位、髪は黒色、二重まぶたで目の色は黒、肌の色はやや明るめと判ってきました。
復元された女性の弥生人の顔は来月20日、青谷かみじち史跡公園で公開されます。