今年夏に予定されている参議院議員選挙の鳥取・島根合区選挙区に、参政党の新人・倉井克幸さんが立候補を表明し、3日、松江市内で記者会見を開きました。

倉井克幸氏
「いま我々ができることをやらないと子供たちの世代に大きなツケを残すことになって今やらないと取り返しのつかないことになってしまうんじゃないか、そんな思いです」

倉井克幸さんは栃木県出身の42歳。およそ20年間東京でプロのシャンソン歌手として活動し、おととし、子育てをきっかけに益田市へ移住しました。人口減少などの地域の課題に取り組みたいと立候補を決意しました。

特技はマラソンということで今月中旬には島根県津和野町から鳥取県岩美町までを横断する計画を立てていて、広い選挙区を『足』でまわり、有権者の声を聞いていきたいとしています。

倉井克幸氏
「誰よりも靴底を減らすそんな活動を進めていきたいと思います。体力とあきらめの悪さ、しぶとさは新人ではございますけどもどなたにも負けるつもりはございません」

鳥取・島根合区選挙区をめぐっては、自民党が、現職の舞立昇治さんと、島根県連が決定する候補者のうち、どちらが選挙区で、どちらが比例特定枠に回るか、7日に開かれる鳥取島根両県連の協議で決定するとしています。

また、共産党が亀谷優子さんを擁立するほか、立憲民主党などが候補擁立を目指しています。