任期満了に伴い今年4月に行われる米子市長選挙。鳥取県議会議員の山川智帆さんが立候補を表明し、29日、記者会見を行いました。
山川智帆氏
「山川智帆は米子市長選に立候補し、市民対話を中心とした人口減少に応じた都市計画を市民と一緒にやってまいりたいと思います」
米子市長選に立候補を表明した山川智帆さんは米子市出身の46歳。九州大学大学院修了後、2010年に米子市議会議員に初当選。2019年からは鳥取県議会議員を務め、現在2期目です。
およそ15年間の議員生活で地元住民と対話をしてきたことを強調し、米子市役所の、借地による市民負担問題に触れました。
山川智帆氏
「この市長選の争点が市役所の借地を解決するか、解消するかしないかの最後の住民にとっての審判にもなります」
今後計画されている市役所大規模改修を前に、駅前イオンへの移転を市長選では訴えたいと述べました。そのうえで…
山川智帆氏
「街中と郊外を繋ぐ。街中は駅前にオアシスを作る。郊外の方は交通が便利になる。そして駅前に来たら行政機能、買い物機能、交通機能を全部つなぐことによって、ついでに買い物、ついでに行政手続き、ついでに病院へ行くことができる。そのような仕組みをやっていきたいと思います」
山川さんは8年前の米子市長選挙にも立候補していて、今回が2度目の挑戦となります。

4月20日に投開票が行われる米子市長選挙には、すでに現職の伊木隆司市長が立候補を表明していて、8年ぶりに選挙戦となることが確実な情勢となりました。