2日、島根県隠岐諸島からおよそ125キロの海上で、航行中のコンテナ船から急病人の搬送要請があり、第八管区海上保安本部がヘリコプターによる吊り上げ救助を行いました。
2日午前9時前、隠岐諸島島後の北北東およそ125キロを航行していたギリシャ籍のコンテナ船「EXPRESS BERLIN」から22歳のギリシャ人男性航海士が居室で半昏睡状態になっていると、急病人の搬送要請が第八管区海上保安本部に入りました。

午後3時前、鳥取県境港市の美保航空基地所属のヘリコプターが現場に到着し、患者を吊り上げ救助して、島根県出雲市の島根県立中央病院に搬送しました。

患者にはてんかんの持病があり、命に別状はなかったということです。