鳥取県の平井知事が会長を務める「温泉文化」のユネスコ登録を目指す「知事の会」が、このほど会合を開き、2028年の登録を目指し国への働きかけを進めていくことなどを確認しました。
「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会 平井伸治 会長(鳥取県知事)
「日本人も旅をする、世界中の人が温泉を目がけて旅をしてくる。それで私たちの温泉文化がさらに発展していく、そんなような時代をぜひ開いていきたいと思います」
「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会」は、「温泉文化」の保護や活用、発信を図り、次世代へとつないでいくため登録の早期実現を目指すとして、群馬県の山本知事が旗振り役となり、3年前に発足しました。
現在は44道府県が参画し、去年3月には、新たに平井知事が会長に就任。これまで国への要望活動などを展開してきました。
この日の会合では、温泉の文化的価値に関する実態調査を今年度中にまとめ、署名とともに石破総理に直接要望することや、国の骨太の方針へ
盛り込んでもらうべく、各機関とも連携し働きかけていくなどを確認しました。
「温泉文化」ユネスコ無形文化遺産登録を応援する知事の会 平井伸治 会長(鳥取県知事)
「我々としても三朝温泉や皆生温泉をはじめ多くの温泉地を抱えている鳥取でございますので、この温泉文化の世界認定に向けて着実に歩みを進めていきたい」
会では今年、国内候補への決定を勝ち取り、2028年のユネスコ登録を目指すとしています。















