15日午後、鳥取県若桜町の若桜鬼ヶ城跡で、下山中の20代の男性が雪に足を滑らせ滑落しました。男性は救助に来た警察とともに自力で下山しけがもありませんでした。
郡家警察署によりますと、男性は東京都に住む会社員で、15日正午ごろ単独で登山を始め、約20分後に若桜鬼ヶ城跡に到着。その後、下山を始めましたが、積もった雪に足を滑らせ滑落したということです。
男性は自ら110番通報し、8人体制で救助に向かった警察が発見。男性にけがはなく自力で歩けたため、警察とともに下山しました。
15日の山陰地方は、冬型の気圧配置の影響で雨や雪が降り、山沿いでは雪が積もったところもありました。
鬼ヶ城跡は徒歩で行くコースが整備されていますが、道が狭く急斜面もあるということです。登山届などは必要ありませんが、警察は、一般的に冬の登山は過酷な環境下となるので、単独での登山や初心者のみでの登山は避け、しっかりとした装備で登山して欲しいとしています。また、登山届が必要な山では必ず提出するよう呼び掛けています。