江の川治水事業の一環で、国が島根県江津市川平町田野地区に整備する堤防の予定地で、このほど杭打ち式が行われました。
式典には国や県、市の担当者や地元住民らおよそ20人が出席し、あいさつや事業説明に続いて予定地に木づちで杭を打ち込みました。
田野地区には未だ堤防がなく、過去の豪雨の際、住宅浸水の被害も出ていて、ここに長さ208メートルの堤防を築くことで、地区を浸水被害から守る計画です。
川平町連合自治会 佐々木英夫 会長
「地域の積年の望みです。これから加速してこの事業を進めていただきたい。安心安全に暮らしていけるよう早く」
2026年度着工、2028年度の完成を目指し、堤防造成地の住民の移転も順次進めていくということです。