鳥取県環境管理事業センターが今年5月、県に対し申請した米子市淀江町の産業廃棄物管理型最終処分場の設置について鳥取県は18日、これを許可し、設置許可証を交付しました。
18日午後、鳥取県庁で県地域社会振興部の盛田聖一部長から県環境管理事業センターの岡本康宏理事長に淀江産業廃棄物管理型最終処分場の設置許可証が手渡されました。
この最終処分場を巡っては、センターが準備を進め2008年に候補地として米子市淀江町を選定。
地下水への影響の懸念など住民や漁業関係者から不安の声が上がりましたが、県が立ち上げた調査会が影響がないことを確認。
一方、地元説明会を続けてきたセンターは、周辺自治会の了解が得られたなど一連の手続きが終わったとして、今年5月県に設置許可申請書を提出していました。
そして県は、専門家や米子市からの意見も踏まえ、許可を決めました。
鳥取県環境管理事業センター 岡本康宏 理事長
「(許可を受けた)その責任を重く受け止めて、今後安全安心な施設となるように、引き続き万全を期していきたいと思っている」