鳥取県鳥取市内で採取された野鳥の糞便から県内で今シーズン初となる高病原性鳥インフルエンザウイルスがみつかりました。18日、鳥取県は会議を開き警戒を呼びかけました。

鳥取県によりますと10月29日と11月7日に鳥取市気高町の日光池で採取した野鳥の糞便から、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
今シーズン、野鳥での鳥インフルエンザの確認は鳥取県では初めてとなります。
会議では採取地点の半径10キロ圏内が国により野鳥監視重点区域に指定され、毎日監視する体制をとることを確認。
10キロ内にある3つの養鶏場は、18日立入検査をしたところ異常は認められなかったということで今後、県内の各養鶏場には、消石灰を配布し消毒を徹底するよう指導するということです。
鳥インフルエンザを巡っては10月30日、島根県の養鶏場で発生していて鳥取県も警戒を強めています。