来週以降、冬の足音が近づいてきそうです。となると、恋しくなるのが鍋ですよね。
そんな今、鍋つゆを販売している企業が47都道府県の地元鍋を発表しました。山陰はどんな鍋が紹介されているんでしょうか。

記者 小村ののか
「スーパーの鍋コーナーに来たんですが、鍋つゆが40種類ほど用意されてます。鍋の季節が来ましたね」

11月に入り、最低気温が10度を下回る日が増え、一気に肌寒くなってきました。来週以降は最高気温も15度前後と、冬の足音が駆け足になりそうです。

となると、食卓に増えるのが鍋。鍋つゆの国内売り上げナンバー1のミツカンは全国で最低気温が15度を下回る時期に桜前線ならぬ鍋前線を発表し鍋開きを宣言しています。

合わせて地元の特産品など魅力をたっぷり詰め込んだアレンジ鍋「まるで地元鍋」を紹介しています。

Mizkan コミュニケーション戦略部 竹下智美さん
「日本には季節の変わり目があって春はサクラの開花が待ち遠しくなるみたいな形で秋の楽しみの1つとして鍋開きを設けることで、季節の楽しみがふえるといいなという風に思いまして鍋前線、鍋開きの取り組みを開始しました」

ということで実際に鳥取県の地元鍋を作ってみたのですが。
鳥取県と言えば…ラッキョウです。

Mizkan コミュニケーション戦略部 竹下智美さん
「鳥取は仕上げにラッキョウを加えたキムチ鍋になります」

キムチ鍋にラッキョウというなんとも珍しい組み合わせ。一体どんな味になるのでしょうか。

記者 小村ののか
「では鳥取県の地元鍋いただきます。キムチ鍋の酸味と辛みにラッキョウの相性抜群ですね。ラッキョウのシャキシャキ食感もまたクセになります」

Mizkan コミュニケーション戦略部 竹下智美さん
「仲間と楽に緩く過ごす時間が、相手との距離をより縮めたり深い話もできる貴重な時間だなというふうに思っています。そういうときにぜひあの簡単でゆっくりと語り合いながら食べられる鍋を食べて、ほっこりとした冬をお過ごしいただけたらなというふうに思っています」

ちなみに島根県の地元鍋は焼きあごつゆにシジミを入れ、出汁を楽しめるという島根らしい鍋。

気温の低下とともに本格化する鍋の季節。ミツカンのホームページでは、47都道府県の地元鍋のレシピも
公開されていて、全国の鍋を試してみるのも楽しそうです。