鳥取県大山町の国立公園大山で頂上避難小屋のトイレにたまった汚泥を人力で担ぎ下ろすボランティア活動が、このほど行われました。

「キャリーダウンボランティア」には頂上避難小屋トイレの浄化槽にたまった汚泥を人力で担ぎ下ろそうと
県内外からおよそ180人が参加しました。2008年に始まり今回は7年ぶり、9回目の開催です。

参加者は、空のボトルを持って大山登山をし、頂上でおよそ2キロの汚泥が入ったボトルと交換し下山。
用意されたボトルは210本で、およそ420キロの汚泥が参加者によって下ろされました。

参加者は
「私初めてで、大山登ったのも初めてで、非常に良い経験になりました」

「意外に重かったですけど、結構頑張ってここまで来れました。また参加してみたいです」

この活動は、自然環境への負荷軽減などが評価され今年、「インフラメンテナンス大賞」の環境大臣賞を受賞しました。次回は2年後の開催を予定しているということです。