鳥取県西部で建設が予定されているごみ処理施設の最終処分場について、予定地にある自治会が、18日、建設に関する同意書を米子市の伊木市長に提出しました。
同意書を提出したのは建設予定地である米子市陰田地区の口陰田自治会です。
新しいごみ処理施設は鳥取県西部の9つの市町村で作る広域行政管理組合が整備するもので、2032年の運用開始を目指しています。
このうち最終処分場は、自然環境の変化を受けづらい屋根のあるクローズド型を採用し、施設内から出る処理水などは、公共下水道に流すということです。
鳥取県西部広域行政管理組合 管理者 伊木隆司 米子市長
「我々が目指す安全な施設の整備ということ、それと同時にですね、地域がこれまで以上にしっかり活性化できるような配慮、要望事項に対するお応えしっかりしていきたいというふうに思っております。」
組合では、今後、予定地周辺の自治会とも協議を進め、同意書が揃い次第、予定地の地権者に対して、測量作業などの許可を求めていくことにしています。