島根県安来市から松江市にかけての中海で、魚が大量死しているのが確認されました。台風11号の影響とみられていて、その数は1万匹を超えました。

出雲河川事務所によりますと、9月7日午前8時40分ごろ、市民から安来市役所に、「湖岸に魚が大量に死んでいる」との連絡があり、中海出張所職員が現地を確認したところ、安来市荒島町から松江市下意東の中海およそ2キロにわたって、魚が大量に死んでいるのを確認しました。

原因は台風11号による強風の影響で、海水の状態が変化し、魚が酸欠状態になったとみられています。

出雲河川事務所は回収作業を進めていましたが、8日までに、およそ1万200匹が回収されました。