BSSで7日夜に放送した「東大王クイズ甲子園2022」。
そこで島根県松江市の松江高専チームが見事日本一に輝きました。
彼らを取材すると、その強さの秘密が見えてきました。


キャスター 小林健和
「こんにちはー、きょうはよろしくお願いします」

「東大王クイズ甲子園」で見事全国チームの頂点に輝いたのは、松江高専情報工学科5年生の佐々木涼太郎さん、藤原一馬さん、柿田浩佑さんの3人です。

松江高専情報工学科5年 佐々木涼太郎さん
「感無量です」
松江高専情報工学科5年 柿田浩佑さん
「最初は驚きが勝っていたけど、3人で協力して優勝を掴めてとてもうれしかった」

クイズ研究会に所属する3人。
気になる彼らのクイズの勉強方法はというと…。
様々なジャンルの問題をパソコンで管理。その数なんと21万問です。

松江高専情報工学科5年 佐々木涼太郎さん
「僕らの企業秘密なんですけど、エクセルのファイルがあり、この問題とかを使って普段はやっている」

こうした努力が実を結んだのか、佐々木さんは今回のクイズ甲子園で、問題が出た瞬間に正解を答える神業をみせました!

松江高専情報工学科5年 佐々木涼太郎さん
「正解は『ミャクミャク』という大阪万博のキャラクターについた愛称を答える問題だった。東大王は特に時事問題が知識問題という体で出るというのは僕らの分析としてあった」

1年生の夏にクイズ大会に出場したのをきっかけにのめり込んでいったという3人。
すでに大学への進学も決まっていて、中でも藤原さんは…。

松江高専情報工学科5年 藤原一馬さん
「僕は東京大学に進学が決まっていて、工学部に進学するけど、文系チックなところも交えた勉強をしていきたい」

ほかの2人も関東の大学に進学する予定で、これからもクイズを続けていくということです。