事実上の次の総理を決める自民党の総裁選は、27日午後、高市早苗氏と石破茂氏による決選投票が行われ、その結果、石破氏が215票(議員票189票 都道府県連票26票)、高市氏が194票(議員票173票 都道府県連票21票)となり、自民党新総裁に石破氏が選ばれました。

議員票に弱いと言われ続けてきた石破さんですが、5回目の総裁選挑戦となった今回の決選投票では高市氏を上回りました。石破氏はどのような議員生活を歩んできたのでしょうか。

当時全国最年少の29歳で衆議院議員初当選


「朝が4時半だと、お昼はお腹が空きます。体力だけは十分です。」

1986年の衆議院議員選挙、29歳の若者が初めて国政選挙に挑戦しました。
これが石破新総裁の政治家としてのスタート、当時の鳥取全県区でギリギリの4位で初当選を果たします。

石破茂さん(当時29歳)
「そういう悲しみ、苦しみを伝えていきたい、全県歩いてきましたし、やっぱり人知れぬ苦しみ悲しみがるはずなんです、それをこれから先も歩いていって、それを中央にぶつけたい。」

全国最年少の衆議院議員は、その後連続12回の当選を重ねます。