品切れが続き、令和の米騒動とまで言われた米不足問題。
新米の時期となり、少しずつ解消に向かっているようですが、まだ完全に元通りとはいかないようです。
鳥取県米子市のスーパーに取材班が向かいました。

澤田祥太 記者
「こちらお米コーナーなんですけども、まだ空きはあるもののお米は入ってきているように見受けられます」

昨年の猛暑の影響や、インバウンドによる需要の増加などで、一時店頭から姿を消していたお米ですが、新米のシーズンとなりこちらのスーパーでも徐々に入荷が増えてきました。

ファミリーストアいしかわ 石川春平取締役
「先週末、先週の木曜日、金曜日くらいから順次、各社お米の方が出回ってきてますので、比較的買える状況は増えております。」

買い物客
「今までずっとなかったんで米が戻ってくるとホッとしますね。秋は米が食べたいですよね。」

ただ、まだ完全に元通りというわけにはいかず、こちらのスーパーでも以前に比べ、価格は1割から2割高くなっています。

また、買い占め防止のため「1家族1袋まで」と購入制限も設けられています。

今後の見通しについて担当者は…。

ファミリーストアいしかわ 石川春平取締役
「順次お米の方が出回ってきていますので、お客さんも手に入りやすくなるかなとは思います。ただ、値段の方についてはおそらく値上げ基調、このままとまる可能性も秘めております。メーカーによってそれぞれですので、注視する必要があるかなとは思っています」