米子香港便の定期就航など、空と海の国際便の広がりが、インバウンドや県内企業のビジネスにつながるよう後押ししようと、鳥取県は、11日、緊急プロジェクトチーム会議を開きました。
鳥取県と海外を直接結ぶ国際便は、空の便で既に定期就航している米子ソウル便に加え、米子香港便が10月27日から週3往復の定期就航を開始し、米子台湾便も、11月からチャーター便、2025年1月から直行便が予定されています。
また、境港と韓国を結ぶ定期貨客船は、10月から入港する曜日が、これまでの土曜から金曜に変更となります。
こうした国際便の広がりを支えるため、鳥取県はシャトルバスの運行や空港の案内人配置といった受入れ環境の整備を進めるほか、温泉、カニ、和牛、スキー、サイクリングなどをアピールするインバウンド向けPRと台湾での知名度向上。アウトバウンドの一環として、学校の研修旅行での利用などを推し進めていくことを確認しました。
また、貨客船が金曜入港となれば、県内の新鮮な農産物を積み込める可能性も広がります。
鳥取県 平井伸治知事「この秋以降、大きく展開していくことになる国際的な扉、空と海に開かれて参ります。ぜひこの機会を活用して、インバウンドの観光客、あるいはいろんな物流を起こしてご商売に役立てて頂く、子どもたちも含めてアウトバウンドで経験を積む貴重な機会となる。」