鳥取県境港市でコミュニティバスに乗ろうとバス停で待っていた観光客などが、空席があったにも関わらず、乗車拒否にあっていたことがわかりました。

【画像を見る】コミュニティバスの運転手が約15人乗車拒否 バス停に観光客とみられる約30人待ち…乗客定員は26人…運転手「市民優先」だと勘違いし15人だけを乗車させる

バス運転手が「乗車拒否」何があった?

境港市によりますと、乗車拒否があったのは8月9日。
境港市が運行するコミュニティバス「はまるーぷバス」の夢みなとタワーバス停にいた、約30人が乗車しようとしたところ、運転手がそのうち15人の乗車を受け入れ、残りの人たちの乗車を断ったということです。

その日は、大型客船がターミナルに寄港していて乗車希望者のうちの多くが観光客だったとみられています。

バスの定員は、運転手を除き26人。当時バスには乗客がおらず、26人が乗車できる状況にあったといいますが…

小林健和アナウンサー
「乗客希望者およそ30人が待っていたのが、こちらのバス停です。そして、コミュニティバスは「市民優先」と思い、乗車を断ってしまったといいます」