米子東高校 硬式野球部 村上隆之助 選手
「新基準のバットになってからは、芯が外れたときの打球の飛距離が飛ばないなっていうのを感じます」

実は今年の春のセンバツ大会から、使用するバットの基準が変わり、金属製の「低反発バット」に移行されたのです。

「低反発バット」とはどのようなものなのでしょうか。

新基準では、最大径を3ミリ細くし、打球部を1ミリ厚くしています。
ボールが当たってバットがへこみ、それが元に戻ろうとする力ではじき返す、いわゆるトランポリン効果を抑制する作りになり、これまでよりも打ったボールが遠くまで飛びにくくなっているのです。

これにより甲子園でのホームランの数は激減。去年は23本だったのに対し、今年は決勝戦1試合を残し、7本しか出ていません。