新型コロナに感染し、宿泊療養や自宅療養した人に発行される「療養証明書」を求める問い合わせが急増しています。
鳥取県の申請はいまや1200件待ちの状態。しかも「全数把握」見直しで、職員がさらに多忙となる可能性もあると言います。
鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部 秋本大志さん
「7台の電話で受付を行っておりまして、それがずっと鳴っているような状態です。一番多い時は、電話だけで188件来てます」

鳥取県の感染症対策本部に問合せが殺到しているのが、新型コロナの「療養証明書」です。
これまでは各保健所が発行していましたが、業務のひっ迫により現在は米子保健所と倉吉保健所の分を鳥取県が一括して発行しています。
電話やホームぺージでの申請のほか、スマホを使って、政府の感染者情報共有システム「マイハーシス」で自分で発行することもできますが…
鳥取県新型コロナウイルス感染症対策本部 秋本大志さん
「マイハーシスでも表示できますよと案内はしているんですけど、県の発行による紙で欲しいという依頼も多いです。急がなければならないんですが、正確でなければいけないというのもあるので時間がかかる状況です」

第7波で、申請数が急増していますが、電話での受付は平日のみ。
24日時点で、およそ1200件の申請が発行待ちの状態で、現在、発行までに2~3週間かかる見込みだということです。

木嶋雄大キャスター
「職場でも求められる人もいるという療養証明書。紙で発行を求められるのには、こんな理由もあるんです」