終戦間近の7月28日、山陰線を走る列車が、アメリカ軍の機銃掃射を受け、乗客ら45人以上が犠牲になった大山口列車空襲。
79年目となる今年も慰霊祭と平和を祈る集いが開かれました。
JR大山口駅そばにある鳥取県大山町の大山公民館では、28日、慰霊祭と平和祈念の集いが開かれました。
慰霊祭では、遺族や地元の人たち、約100人が黙とうを捧げ、献花を行いました。
またその後行われた平和祈念の集いでは、「子ども達の素直な想いに学ぶ」と題して、学校で列車空襲について学んだ小中学生からメッセージが寄せられました。
児童
「大山口列車空襲という悲惨な出来事を多くの人に知ってもらうために、伝道者として伝えていき、このようなことが二度と起きないように、起こさせないようにしていきたいです。」
参加者は、戦争の起こした悲惨な歴史について改めて胸に刻んでいました。