集落内で民宿を経営する男性に話を聞くことができました。集落内には独居老人も多く、孤立状態が長期になれば生活に大きな影響が出ると懸念します。
民宿を経営する男性
「病院、お医者さんはいませんので全部地区を出ないといけません、出雲大社まで。それと食料の調達、生活物資、そういったものが長期になれば枯渇してくるということです」
今週末からは3連休、その後は書き入れ時の夏休みを控えていますが、復旧のめども立たない中、不安だけが募ります。
民宿を経営する男性
「直近の分は全部キャンセルでしょうけど、長期にわたることになると、どの辺まで予約を入れていいのか…断らないといけないのかが非常に見通しが立たないのが困ります」
県では崩落した県道の復旧作業を急ぐとともに、他に通行できるルートがないかや、船での移動などについても調査を行っているということです。
市によりますと、日御碕地区は水道・電気といったライフラインは問題なく使える一方、道路復旧の見通しはたっておらず、孤立状態はしばらく続きそうだということです。