松江開府の祖とされる戦国武将、堀尾吉晴(ほりおよしはる)の息子で、初代松江藩主の堀尾忠氏(ほりおただうじ)を顕彰しようと、命日とされる4日、松江市玉湯町の報恩寺で、法要と説明板の除幕式がありました。

今に続く松江の町並みを作ったといわれる忠氏ですが、若くして亡くなったこともあり、その人物像などはあまり知られていません。

市民の有志らで作る堀尾会が、忠氏の墓と伝えられる石塔の前に設置した説明板では、その業績が詳しく紹介されています。

式では最後に火縄銃の演武も披露され、集まった人たちは初代藩主をしのびました。