まんが王国とっとりの力を全国で見せつけました。
7月、高知県で行われた「まんが甲子園」。その決勝に鳥取県米子市の米子高校が進出!そして、あの人気バスケ漫画の作者がその実力を認めました。


真剣な表情でイラストを描く彼女たち。

キャスター 小林健和
「いまこれは何をテーマにイラスト描いていた?」
部員
「ファンアートで、好きな活動者のお誕生日のお祝いイラストを描いていた」

米子市の米子高校漫画研究部の部員たちです。

実は彼女ら、7月末、高知県で2日間の日程で開催された、高校生の漫画日本一を決める、「第31回まんが甲子園」に出場。

この大会には、国内外から179校の応募があり、初日は、予選を勝ち抜いた33校が決勝を目指し戦いました。

出場校は、1グループ5人までで、出題されたテーマに沿って制限時間内に1枚の紙へ「まんが」を描きます。

米子高校は、今回初めて2日目の決勝に進出。
決勝は220校で争われ、優勝は逃しましたが、ゲスト審査員賞に選ばれました。

米子高校漫画研究部 山邉茉綾部長
「(賞を)とれたことがうれしくて、とにかくうれしかった」

受賞作は、「影」をテーマに描いた女子高生の登校風景。

そして、そのゲスト審査員というのが、週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画「黒子のバスケ」の作者・藤巻忠俊さんなんです。

彼女たちも大興奮でした。

米子高校漫画研究部 山邉茉綾部長
「影の題材が、女の子が絶対に日焼けをしたくないという様子をストレートに描いたということで、どれだけ女の子がけがをしたりしても絶対に日焼けをしないという様子を描いている傷の表現がささったといってもらえてうれしかった」

彼女たちはまだ全員2年生。
今回の賞は大きな自信になりました。
そしてこの勢いで、来年のまんが甲子園制覇を目指します!

米子高校漫画研究部 山邉茉綾部長
「来年も予選を勝ち抜いて本選に行きたいし、できることなら次は特別賞じゃなくて1位を狙いたい」