亀田製菓の元会長 古泉肇さんが優れた企業経営者を称える『渋沢栄一賞』を受賞しました。
埼玉県知事が地元出身の偉人にちなんで優れた企業経営者に贈る『渋沢栄一賞』。

22回目の今回は亀田製菓の元会長 古泉肇さんが受賞し6日、表彰式が行われました。


「誠におめでとうございます」
創業家として1965年に亀田製菓に入社した古泉さんは、米菓業界トップシェアの企業に成長させた手腕と、大学生に奨学金を助成する財団の設立など社会活動に関する取り組みが評価されました。

古泉さんは受賞後のあいさつで会社を私物化しないという方針のもと、資本と経営を分離する株式上場を選択したことや、いち早く挑戦した海外展開で売り上げが伸びず苦労したことなど数々のエピソードを紹介しました。
【亀田製菓 元会長 古泉肇さん】
「この賞の精神に恥じぬように精進を重ねていくことを皆様の前にお誓い申し上げて受賞の挨拶とさせて頂きます」

『渋沢栄一賞』は新潟県内ではこれまでキタックの中山輝也 元社長らが受賞していて古泉さんで3人目となります。











