新潟市で迷子になっていた4歳の子どもを保護し、通りかかった人に警察へ連絡してもらうなど適切な対応をしたとして、小学3年生の女の子8人が警察から感謝状をもらいました。

新潟西警察署の桑山朗署長から感謝状を手渡されたのは、新潟市西区の赤塚小学校に通う3年生の女子児童8人です。
8人は4月10日の放課後に公園で遊んでいたところ、迷子になって泣いている4歳の女の子を発見。

最寄りの駐在所が不在だったため、通りかかった人に警察へ通報するよう頼みました。

【感謝状をもらった児童】
「もしその子がずっと迷子になっていて助からなかったら心配だなと思って助けました」
迷子の女の子は家で留守番をしている間に行方が分からなくなり、母親からの連絡を受けて警察や保育園が女の子を探していたところで、無事に家族のもとへ帰ることができたということです。
【感謝状をもらった児童たち】
「感謝状をもらって、めちゃくちゃうれしい」
Q「また困っている人がいたら?」
「すぐ助ける」
子どもの勇気ある行動をお母さんも喜んでいました。
【感謝状をもらった児童の母親】
「『自分の弟と同い年くらいの子でかわいそうだったから』と言っていたので、それを聞いて『頼りになる子だな』とうれしくなりました」
【新潟西警察署 桑山朗 署長】
「お子さんたちが異変に気付いて心配をして一歩踏み出して、勇気を出して行動に移していただけたのは本当に素晴らしいなと思いますし、おかげで大事に至らずに済んだので本当に心から感謝したいと思います」
女の子8人組の勇気と機転を、私たち大人も見習いたいものですね。