“今年夏以降の再稼働を目指す”国の方針に、東電は…

こうした中、国は去年8月、柏崎刈羽を含む全国7基の原発について、「今年夏以降の再稼働を目指す」と明言し、“原発回帰”に舵を切りました。東電自身も…

【記者リポート】
「原子炉のふたを開けて行う動作確認ですが、実際の核燃料と大きさ、そして重さが同じ『模擬燃料』を使うということです」

再稼働を見据え、2月に7号機の原子炉建屋で主要な設備が正常に動くかチェックする「健全性確認」をスタート。

【柏崎刈羽原発 稲垣武之所長】
「(運転禁止命令が解除されて)“燃料装荷ができる状態になった”、それがいつになるかは全く分からないが、その直前で『不具合が出ました』となれば、それは非常に我々としても問題」

7号機は、2017年に再稼働に必要な国の審査に合格していて、仮に今後運転禁止命令が解除されれば、再稼働への判断は県・柏崎市・刈羽村の「地元の同意」へと移ります。