『ゼロ』から始まった30年 サポーターと歩んだ歴史

「私は2005年に入社したので、今年で21年目になります。年齢は、いわゆる“松坂世代”ですね(笑)」

そう語る村山拓也さんは、強化部から広報、そして現在の社会連携担当まで、クラブの光と影を最前線で見守り続けてきました。

アルビレックス新潟 村山拓也さん

アルビレックス新潟は、かつて「新潟現象」と呼ばれた熱狂を巻き起こし、日本中にその名を知らしめました。しかし、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。

クラブハウスもなく、練習場を転々とした日々。J1昇格後も、資金や施設の面で大きなクラブとの差は、簡単には埋まりませんでした。

「何も無いところから、お金も施設も無い、まさに『ゼロ』から、新潟の皆さんの力を借りて作り上げてきたクラブなんです」 と村山さんは振り返ります。