金山の神様からの贈り物でしょうか。
新潟県佐渡市にある5つの酒造会社が、世界遺産『佐渡島の金山』から採取された酵母を使った日本酒を造りました。
5日午前、金山にある高任神社に顔を揃えた佐渡の5蔵が、同じ酵母で醸した酒の完成を奉告しました。

酒の名前は『佐渡五醸』で、使われた酵母は世界遺産・佐渡島の金山の象徴でもある『道遊の割戸』から発見されたもの。

2023年に、佐渡にある5つの蔵同士で島にある天然酵母で酒造りをしようと、新潟県醸造試験場とともに天然酵母を探したそうです。
【佐渡酒造協会 加藤一郎 代表】
「島内で56サンプルを採ったが、唯一この道遊の割戸で採った葉っぱから清酒酵母が見つかった。酒の神様や金山の神様とか、神懸かり的な力も感じざるを得ない」
初めて仕込んだお酒『佐渡五醸』は、同じ佐渡金山の酵母でもそれぞれの蔵の特徴からその表情はさまざま。

【北雪酒造 羽豆大 社長】
「非常に手探り状態でいきましたし、もろみもゆっくり発酵が進んだので、非常に味深い酒になった」
【天領杯酒造 加登仙一 代表】
「今まで感じたことがないような香り。この佐渡金山酵母の特徴は珍しいものになっているなと」
【尾畑酒造 和田航季 六代目蔵元】
「原酒で造っているので、しっかり金山酵母からできた味わいを楽しめるものに仕上がっている」
【加藤酒造 加藤一郎 社長】
「思ったよりも酸味が立つお酒になった。でも甘さと酸味のバランスは取れている」
【逸見酒造 逸見明正 代表】
「うちはアルコール度が高めの原酒で試した。酒の陣などで違いをみてもらえればと思う」

金山や島の歴史にも思いを馳せながら飲んでほしいという『佐渡五醸』は、新潟市中央区にあるコンベンション施設の朱鷺メッセで3月7~8日に開催される『にいがた酒の陣』でお披露目される予定です。










