佐渡市の鷲崎漁港にできた大行列…。
佐渡の冬の味覚・寒ブリの魅力をアピールする『寒ぶり大漁まつり』が、7日に開催されました。
寒ブリは2024年から不漁が続いていますが、今回はひと工夫しての開催です。


“寒ブリ”の魅力をアピールしようと、地元の漁協が中心となって毎年開催している「寒ぶり大漁まつり」に訪れた人々のお目当ては、佐渡で捕れた冬の味覚『寒ブリ』!

およそ100匹が通常のおよそ4割引きの価格で販売されていました。

佐渡の味覚を安く手に入れられる機会というだけあって、午前中には売り切れる人気ぶりでした。
【購入者は】「ブリを目当てにきました。10キロのものを買いました。これは自分でさばいて、2、3日寝かしてから食べようかなと思います」

子どもから大人までおよそ3500人がブリづくしの1日を楽しんでいました。

【あら汁食べる子どもは】「熱い。おいしい」
【あら汁食べる来場者は】「最高においしいです。来てよかったです。天気悪くてもすごく温まるので本当においしいですし、よかったです」

実はこの寒ブリ、不漁が続いていて、去年は他県で捕れた寒ブリを取り寄せ大漁まつりを開催。

今シーズンも不漁でしたが、数日前から捕れ始め定置網の中に確保しておいて、イベントに間に合わせました。

【寒ぶり大漁まつり実行委員長 本間信俊 実行委員長】「昨年度までは皆さんにご迷惑をかけられないということで、よそから引っ張ってもやろうと思いました。でも結果的にこれはあまりよくないなと思って、大きさは関係なく、鷲崎、北小浦、黒姫で捕れたブリを提供するのが本筋だろうということで努力しました」

寒ブリ漁は来年2月ごろまで続き、関係者は今シーズンの豊漁を願っています。










